【意志力】意志を鍛えて無限のエネルギーにアクセスする方法

意志力とは?

あなたにとって「意志力」とは一体何を意味しるでしょうか。

「意志力」とは「意志」の「力」と書きますが、その本当の意味を正確に理解できている人は少ないでしょう。

なぜならば、意志力とは本来無限のエネルギーであり、消耗したり、回復しなくてはいけないということはないからです。

このページでは、そんな誰にも眠っている無限のエネルギーの宝庫である意志力にアクセスをして、
自由自在に己の無限のエネルギーを引き出す方法を教えます。

このページの内容を理解できると、

「意志が弱いの克服したい。」
「意志の力が足りないと思う。」
「意志を強くもてるようになりたい。」

といった課題にどのように対処し、そしてどのように理想の自分に生まれ変わって行くことができるのかが分かるでしょう。

意志力とは

それではまずはじめに、この記事のテーマでもある「意志力」について、

その説明をしていきます。

この「意志力」という言葉については、人によってその意味するところが若干異なっている場合がありますので、

私が意味するところの「意志力」について先ずはじめに解説を致します。

意志力とは誰もが持つ自然界の根源的な力

意志力というものの存在を、なにか努力が必要なものであったり、
やる気や根性といった類のものであると思われているのでしたら、

それは誤解です。

意志力とは、自然界の根源点的な燃える炎のような力のひとつであり、
多かれ少なかれ誰もが無意識のうちに持っている力です。

この力は、無限の燃料と酸素の元に永遠に燃え続ける炎のように、
決して枯れることのない無尽蔵のエネルギーです。

そして、この意志力というものは、必要な時間と適切な訓練さえを注げば、誰もが自由自在にアクセスできるようになるものであります。

ただしなによりも先ずはじめに「意志力」の本当の性質を理解する必要があり、そのためには自分という存在の真の姿である「真我」の存在をはっきりと感じなくてはいけません。

「真我」の意識から来る無限の意志力

意志力の仕組み

「真我」とは「真に我あり(I AM)」の状態です。

あなたにとって、「真我」とは一体どこにいるでしょうか。

肉体でしょうか?

それとも、様々な感情を感じ、思考し、判断する精神にあるのでしょうか?

実は肉体でも精神でもありません。

「真我」は、肉体も精神も超え、かつそれらを含有している、
もっとも上位の意識です。

このもっとも上位の意識である「真我」から見れば、
肉体も精神もたんなる情報収集器、もしくは表現手段にすぎません。

この「真我」の存在の輝きを意識できるようになれば、そこから無限のエネルギーが湧き出てくることが分かるでしょう。

「真我」を感じる方法

「真我」の存在は、今すぐにでもはっきりと内に感じることができます。

目を瞑ってみましょう。呼吸を落ち着けましょう。

体をリラックスさせ、あらゆる精神活動を落ち着かせましょう。

精神が静まるまでには時間がかかるかもしれません。

そして、精神が静まった後、つまり肉体的にも精神的にも融解し、
どこか心地よい感覚に包まれているのを感じましょう。

その静かで心地よい時に感じる「我ここにあり」の意識、

それこそがまさにあなたの真の姿、「真我」です。

傷つけることも、滅ぼすこともできない、永遠不滅の意識がそこにあります。

その「真我」の意識に触れている限り、尽きることのない輝きをもったエネルギーを感じるはずです。

そのエネルギーこそが、この記事で題材として取り上げている「意志力」の正体です。

この意志力を自在に真我、すなわち「我あり」の意識から取り出し、集中したい対象に注ぐことができるようになれば、

あなたはもう意志が弱いなんて事に悩むことなど一切なくなるでしょう。

意志と意志力の関係

ここまでの説明で、「意志力」の正体は、真我から湧き出る無限のエネルギーであることが少しでもイメージができたかと思います。

それではどうして、

「意志が弱い」や、「意志の力」といった言葉が存在しているのでしょうか。

それは「意志」と「意志力」の違いを理解すれば納得がいきます。

意志とは意志力を取り出すパイプ

意志と意志力の関係

「意志」とは、「自らの念の力を目標に向ける意識的な努力」と説明することができます。

それを例えるならば、「意志」は「意志力」を取り出すパイプです。

意志力は本来無限のエネルギーであるため、疲れたり、消耗したりという事はないのですが、

肝心のパイプ役である「意志」の方が詰まっていたり、向く方向が間違っていたり、はたまたそもそもパイプを伸ばしていなかったりすると、

無限のエネルギーである「意志力」にアクセスできなく、

結果として、「意志が弱い」や「意志を強くしたい」といった課題が発生してくるのです。

そのため、自分をコントロールして、思う通りのエネルギーを発揮するためには、

意志をコントロールする術を身につけなくてはいけません。

しかし意志をコントロールするというのは、上の例えを用いるならば、

無限のエネルギー源の貯蔵庫からエネルギーを取り出すために、
空洞の空いているパイプを伸ばして、流し込みたい対象にエネルギーを注ぐだけです。

するべき事はただただ「パイプを伸ばす事」つまり、エネルギーを注ぎたい対象に意識を向けるだけです。

全然難しくないのです。ただ意識を向けるだけです。

それだけで、自然にエネルギーは入ってくるのです。

このメカニズムへの理解がないことが原因で、
自ら雑念や注意の散漫、あるいは不安や心配といった感情で、

自らパイプ役である意志をブレブレの状態にしてしまっていたり、
空洞をゴミで詰まらせてしまったりしているだけなのです。

意志と意思の違いとは

また、「意志」をうまくコントロールするためには、

「意志」と「意思」の違いへの正しい理解も必要です。

すでに述べたように、「意志」とは、「念を目標に向ける(定める)意識的な努力」であるのにたいして、

「意思」とは「意」を「思い通りにする」と書くように、「自由に選択できる意図」という意味です。

つまり、意思が選択行為であるのに対して、意志とはただただ志す対象に意識を傾けるだけのことです。

なにも難しくはありません。

肉体と精神を超えた上位の意識である「真我」の意識とそこから湧き出る無限のエネルギー、すなわち意志力を感じることさえできれば、

あとは意志を使ってエネルギーを注ぎたい対象に傾けて流し込むだけでいいのです。

これこそが「意志力」の正しい使い方です。

余談ですが、私たちは幼少期に誰もが無意識にこの「意志力」にアクセスしています。

それは例えば、ゲームや漫画、遊びなど、

心の底から夢中になれることであれば、時間など忘れて無限のエネルギーでもって集中できていた事を思い出してください。

大人になった今でも、趣味などをお持ちの方は無限のパワーの存在を簡単にイメージできるでしょう。

この無限のエネルギーは一体何なのでしょうか。

それはすなわち「意志力」です。無意識に「真我」とアクセスしていたのです。

そのため、自分の底には無限のエネルギーが備わっていることを理解してください。

あなたに必要な事は、この無限のエネルギーに自由自在にアクセスをしてパワーを取り出す術を習得することのみです。

意志力にアクセスする方法

ここまでの説明で、すでに「意志力」に自在にアクセスをして、

無限のエネルギーを取り出すことは簡単であることに気付き、実践へと移すことができる理解度に達している方もいらっしゃるかと思います。

しかし、多くの人は、

「意志力が無限であることは分かった。でも、肝心の『意志』の方がいう事を聞いてくれない。」

と思われていることでしょう。

そこで、さらなるアドバイスとして、「意志力」にアクセスするための意志の使い方をお伝えします。

真我との一体化

意志をうまくコントロールできないという方は、

意志を使って、意志力にアクセスするのではなく、

最初に「真我」である意志力と一体化をし、

その一体化された状態から意志のパイプを集中したい対象へと伸ばす感覚を持つとよいです。

意志をコントロールできない理由は、単に「真我」の道具であるはずの精神に弄ばれているだけです。

精神はあなたの道具にすぎません。

自分を惑わし、注意を散漫させるような精神を「真我」の意識でもって黙らせ、従わせましょう。

「真我」の意識にまで自分を高めることができれば、

精神はもはや道具に過ぎず、雑念に惑わされるということもあり得ません。

もしも意志をうまくコントロールできないのならば、

先ずはじめに「真我」と一体化している感覚を養うことを最優先しましょう。

一念集中(マインドフルネス)

「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざがありますが、

これほどに真理を指し示していることはないでしょう。

あなたが、意志力にアクセスをして、無限のエネルギーを活用したいのならば、一点に集中すること、すなわち一念に集中する必要があります。

使える意志は常に1つです。つまり、意志力にアクセスできるパイプは1人1個までしかもっていません。

同時に2つ以上のことをしようとすると、途端に意志力へのアクセスは途絶え、

手持ちのエネルギーでなんとかやりくりするしかありません。

明確にYESと言えること以外は、きっぱりと断り、捨て、選択肢から外さなくてはいけません。

「これだけ考えれば良い」の状態に自分をもっていくことで、

意志を初めてコントロールすることができるようになります。

ただし、1つのことだけに集中していれば良いという場合だけじゃないこともまた事実でしょう。

忙しい現代社会において、たった1つのことだけに専念していれば良い状況にいる人は稀でしょう。

そのため、一念集中の状態にもっていくためには、

時間を区切って、「この時間からこの時間まではこのことしか絶対んい考えない」という習慣を持てるようになりましょう。

あなたが本当に無限の意志力でもって何かを成し遂げたいと思っているのであれば、

必ずできるはずです。

意志が消耗されてしまう理由とは

ここまでの説明を読んでいると、

「じゃあ『意志力』にアクセスして、無限のエネルギーを得られるのであれば、一日中集中することだってできるじゃないか。」

と思われているでしょう。

極論でいうならば、確かにその通りです。

しかし、その状態、すなわち常に意志力にアクセスしていることができる域に達するには、それこそ悟りの境地に達するようなものです。

実際の話レベルになると、やはり常に集中し続けるという事は難しいのです。

なぜならば、意志力が枯渇するのではなく、そこにアクセスする「意志」の方が時間が建つにつれブレたり、詰まったり、折れたりし始めるからです。

そのため、意志力にアクセスできなくなる理由を考えるためには、

意志が弱ってしまう原因を知る必要があります。

意志が弱る要因とは

意志が弱る原因とは、脳内で巡り巡る不安や心配といった、

ネガティブな感情たちの存在です。

昨今では「マインドフルネス」という言葉が知れ渡る事になっておりますが、

まさに今この一瞬に意識を定めることさえできれば、

意志が疲れる事はないのです。

しかし、悲しいことに人間は、どうしても過去のことを考えたり、未来のことを考えたりと、「心ここに在らず」の状態にすぐに陥ってしまいます。

エネルギーの作用点は常に今この一瞬の連続であるのに関わらず、

意識が過去や未来へとあることは、それだけで意志のパイプの中身を詰まらせる原因であり、

またせっかく接続された意志力へのアクセスを、その都度自ら取り外しているようなものです。

そのため、意志力からのエネルギーを取り出し続けるためには、

意志を定め続ける必要があり、

そのためには「心ここに在らず」の状態を抜け出し、

今この一瞬に全ての意識を捧げる「マインドフルネス」の状態を維持する必要があるのです。

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どうしても精神が混乱してしまうという場合には、潜在意識に潜むブロックが自己コントロールを妨げている可能性が大きいです。こちらの記事も関連知識として役立つでしょう。

意志を鍛える方法

意志を鍛える

それでは一体どうすればこの「マインドフルネス」の状態を維持することができるのでしょうか。

そして、この今この一瞬にいるという心の状態は、鍛えることができます。

鍛えれば鍛えるほど、それは習慣の力となって努力なしに長時間、
意志を定め続けることができるようになります。

真我と一体化している状態をキープする

意志を鍛えるということは、意志を詰まらせる原因となる精神をコントロールすることを鍛えるということです。

精神をコントロールするためには、精神と同じ階層に意識があってはいつまでたっても、精神に煩わせ続けられます。

精神を道具として自分の下位に置くためには、

「真我」である「我まさにここにあり」の状態になる習慣を積極的に作っていく必要があります。

そのためには、「真我を感じる方法」の箇所ですでに解説をした方法で、

独り静かな時間を持ち、瞑想状態の中で肉体と精神を超えた真我の意識と一体化して時を過ごす習慣を毎日確保すると良いでしょう。

意志力からくる無限のエネルギーを感じる

また、日々の日常の中でも、

上記の「真我」との一体化をキープして、

常に意志力から流れ込む無限のエネルギーの存在を側で感じ続ける習慣を持つようにしましょう。

ふとした瞬間に、深呼吸をして、自分の中に潜む根源的なエネルギーを感じましょう。

エネルギーを感じるというのは、何も錯覚しているわけではなく、
まさにエネルギーを受け取っている状態に他なりません。

意志力からのエネルギーを受け取る感覚をいつどこにいても自在に感じることができるようになれば、

意志を鍛えることに自然と繋がるでしょう。

意志を回復するために

もしもあなたが働き者であったり、

長時間勉強しなくてはいけない生活を送っているのでしたら、

意志を鍛える習慣を持つ事はもちろんのこと、

意志を回復する術も身に着けると、より早く意志力からの恩恵を受けることができるようになるでしょう。

仮眠をとることで頭をリセット

ここまで述べたように、意志力は常に無限のエネルギーとして存在しており、

そこにアクセスできないのは、単に意志という名の「パイプ役」が、
詰まっていたり、折れていたり、はたまた床に置かれた状態でいるだけです。

そのような怠惰な状態に意志がなってしまっている原因は、精神からくる膨大な思考に注意が散漫してしまっている証拠です。

なによりもうるさい精神を黙らせる必要があります。

そのためには、仮眠をとることがベストです。

私はよく、疲れたと感じた時は30分だけ仮眠をとることにしています。

仮眠をするときには、何も考えずただただ真我の状態をイメージして、
ホッと心が休まるのを感じるだけです。

眠りにつけなくても、30分横になって真我の状態を維持するだけで、
自然と再びエネルギーが湧き上がってきます。

仮眠を通じて頭をリセットすることで、精神的なノイズが消え、
すんなりと意志力にアクセスすることができます。

5分間の瞑想で真我に回帰する

また、仮眠をしてしまうとどうしても毎回寝てしまうという方や、

仕事の都合上、仮眠の時間は確保できない、

という方は、5分間じっと瞑想するだけでも効果絶大です。

瞑想とは、すなわち真我との一体化の状態です。

真我と一体化することは、イメージとしてはコンセントに電源を刺して充電をするようなものです。

瞑想を通じて、枯渇してしまったエネルギーを自分に充電することができます。

瞑想の時間は5分で十分です。

ゆっくり呼吸に集中して、何も考えず、頭の中を静寂に包み、

静寂の中にある確かな自分という存在の真我と一体化しましょう。

意志力についてもっと学べる本

ここまでで、意志力について相当な理解が得られたかと思います。

このページで得られた知識が、何か自分にとって非常に大切なノウハウであると感じられたのであれば、

私から伝えられる知識を超えて、もっと意志力について自己探求をしてみると良いでしょう。

そのために参考になる書籍をいくつかピックアップしましたので、

オススメ順に紹介します。

集中力 人生を決める最強の力

こちらの書籍は、「引き寄せの法則」の言葉の生みの親であるウィリアム・W・アトキンソン氏の書籍です。

セロン・Q・デュモンとは、同一人物です。

こちらの本では、意志力の話はもちろん、集中力がいかに人生を創っていく上で大切であるかを、

またそのコントロールの方法を教えてくれます。

引き寄せの法則 人間磁気力の使い手になる

こちらの書籍は、先ほども触れたウィリアム・W・アトキンソン氏の著作です。

引き寄せの法則シリーズとして、「奥義編」「オーラ編」「実効編」とがありますが、意志力についてはこの実効編の新装版である「人間磁気力の使い手になる」に詳しい解説がされています。

スタンフォードの自分を変える教室

上の2冊と比べるとオススメ度は劣りますが、こちらの本でも自分を変える方法として意志について述べられているので、参考になるでしょう。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

この記事では、「意志力」を題材に、

意志力の正体から、意志と意志力の違い、

そして無限のエネルギーである意志力からどのように自在にパワーを取り出すのかという方法について、

長々と解説をしてまいりました。

もしも、参考になりもっと関連知識について詳しくなりたいと思われましたら、こちらの「集中力」に関する記事もおすすめですので、

是非そちらもご覧ください。

オススメ記事①:
【集中力が続かない?】誰でも簡単に集中力を高める方法を伝授!

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