【占星術】ホロスコープでの太陽の意味とは?【星座との関係】

占星術の太陽まとめ

このページでは、西洋占星術における「太陽」の役割について、
基本的な関連事項のまとめから、

太陽が天体としてもつ意識、
人生に及ぼす影響、

ホロスコープの中での太陽の位置付け、
そして星座と太陽の関係について解説をしていきます。

西洋占星術における太陽の関連事項まとめ

太陽の意味と記号
支配星獅子座
発達年齢域26歳から35歳
公転周期365日(1年)
タロット太陽
チャクラ第3(太陽神経叢)のチャクラ
象徴父親・夫・男性一般・男性的な要素・公的・健康・生命・権威・地位・輝かしいもの・隠し事のない状況・品位・活力

天体として太陽が持つ意識とは

エニアグラムの図

太陽は投影された地球の姿に他ならない

占星術における「太陽」の意識を見ていくためには、
西洋占星術は地球を中心に天体が回っている「天動説」に基づいているという事を再確認すると良いでしょう。

つまり、西洋占星術においては、あたかも地球を中心に世界は動いているという認識であるのですが、
それは本来中心にいて動かない絶対的な存在である太陽を、地球と同等と見ているということに他なりません。

そもそも、太陽は太陽系というシステムの中では絶対的な存在であり、
絶対的な存在であるという意味において色付けがされていない存在です。

しかし、占星術においては太陽にあたかも意識があるかのように判断しており、
このことは地球を中心に見立てることで、地球の願望や意識を太陽に映し出しているのです。

そのため、太陽の意識とは、
言い換えるならば自分の理想の姿を映し出してくれる「鏡」に映った地球の存在を表すものと言えるでしょう。

太陽は本質と目的意識を示す

このように、太陽は地球の意識の理想の姿を映し出した投影として捉えることができます。

そのため太陽は、本質や目的意識といった高い次元の意識を表すのです。

それはまるで地球という檻の中から理想的な外の世界を眺めているようなものであり、
太陽のいる場所に自己存在の本質や目的を見出すというのは、

本来自分がいた場所であったり、高次元の自分の居場所に戻ろうとする本能的な願望なのかもしれません。

太陽が人生に及ぼす影響とは

また、太陽の公転周期は365日(1年)なのですが、実はこれは地球の公転周期に他なりません。

そして、公転周期の順番でいうと、月→水星→金星→太陽の順に並んでいます。

月が生まれ持った潜在的な好みや感性、
水星が自分の世界から一歩踏み出した時の外部世界からの影響と適応、
そして金星が社会の中から見出した自分なりの価値観や感性をしめしていたように、

太陽までの月→水星→金星の流れの中では、主に「受動的」な基点での自己形成出会ったのに対し、
太陽の影響は、今度は自分で自分の人生を切り開いていくといった「能動的」な基点での自己形成へと移ります。

太陽の影響は26歳から35歳で大きくなる

太陽の影響が能動的な基点からの自己形成であるということは、
太陽の発達年齢期が26歳から35歳ということからもなんとなくイメージがつくかと思います。

あくまでも例えばの例ですが、
大学を出て社会人になって、2〜3年経ち、それまでは親や先生、友達、そして会社の上司などからの影響で自分の考えや生き方の大枠を決めていたのですが、

これからは、転職をしてみたり、会社の中で主体的に動こうとしてみたり、
はたまた独立を考えてみたりと、

より能動的なアクションによって主体的に人生を切り開いていこうとすることに影響を与えるのです。

太陽の意識をしっかり受け取れないと目的を見失ったような感覚になる

一方で、この太陽の影響を強く受ける時期に、
自分なりに人生の達成イメージをなんとなくでも形成できなかった場合、

どこか人生での目的意識を見失ってしまったような感覚に陥る可能性があります。

もちろん、太陽からの影響が無いということはありませんし、
35歳を過ぎたからといって太陽からの影響が途絶えるという訳でもありませんので、

いつでも自分の本質や本当の目的を見つけることはできます。

ただ、占星術においては、26歳から35歳という時期に受けた太陽からの影響は、
その人にとってはこの地球に生まれた本来の意志と通じているため、

インスピレーションを大切にする必要があるでしょう。

ホロスコープの中での太陽の読み解き方

さて、それではホロスコープの中での太陽の読み解き方はどうすれば良いでしょうか。

まず注意点としては、ホロスコープは10天体・12サイン・12ハウスとそれらのアスペクトで基本的には成り立っているので、

太陽と太陽が位置するサインだけから読み解くのは偏った見解になるので避けましょう。

太陽はその人が創造性や個性を大いに発揮できる領域を示す

ここまで述べてきたように、太陽は「本質・目的意識」といったことをキーワードにしており、
自分の存在価値を示したり、能力を発揮する方法、そして創造性や個性を発揮できる領域を示しています。

そのため、太陽が位置するサインやハウス、そしてアスペクトを作っている天体からの影響などを総合的に見て、

その人のホロスコープでの太陽が一体どのようなメッセージを示しているのかを、
読み解いていくとよいでしょう。

本来の太陽から降りてくるメッセージを見るにはヘリオセントリックチャートを使うと良い

また、よく使われるホロスコープは「ジオセントリックチャート」という、
天動説(地球が中心で天体が地球の周りを回る)に基づいているのですが、

このジオセントリックチャートだと、どうしても太陽が示す意識は、
地球での理想の姿が投影されたものになってしまいます。

太陽は「無限・無」の存在であるため、
有限である地球はどんなに頑張ろうとも無限な存在にはなれないというジレンマがあります。

そのため、地動説(太陽が中心で地球が太陽の周りを回る)に基づいたホロスコープである、
ヘリオセントリックチャートを使うと、太陽から地球に伝わる意識を純粋に見ることができます。

そのため、太陽よりもさらに高次元から送られてくる自分へのメッセージを読み解くためには、
ヘリオセントリックチャートも同時に見ることをオススメします。

サターン・リターンについて

また、太陽の発達年齢域の間にある29歳前後に、土星が出生図にあった位置に回帰してくるという「サターン・リターン」があります。

このことは、土星が天体を一巡したことを示しており、
それまでの土星のテーマが一旦終わり、
新しい土星のテーマへと移行することを示します。

太陽は、その人の自主性の発揮の仕方を表していますが、
その自主性の発揮の矛先の最終的なゴールは土星にあります。

土星の示す社会的な目標に向かって、
自分の能力を発揮することに意欲を感じるのです。

そのため、サターン・リターン以降は、自分のあるべき土星像、言い換えるならば、
自分の今生における最終的な達成イメージを、
自分自身で能動的に見出していく必要があります。

サターン・リターンを境目に人生においても転機が訪れることは多く、
その転機を通じて本当の自分の目的を見つけることができます。

サイン(星座)と太陽の関係まとめ

天体と星座(サイン)の関係

それでは次に、太陽が位置するサインから、
一体どのような領域でそのほとの創造性や才能が発揮できる傾向にあるのかということを簡単にですが、見ていきましょう。

牡羊座の太陽

これまで自分が体験したことのないような新しい事柄に、
チャレンジすることで才能が拓けていく傾向にあります。

一方で、他の人との関係はあまり考えておらず、
自己中心的になります。

しかし、自己中心的であることで、自分の可能性が見えてくるので、
無理に周りに合わせたりしないほうが良いでしょう。

牡牛座の太陽

見たり、聞いたり、触ったりといった五感で感じ取れるようなものに、
限定していくことで自分の才能が切り開かれていく傾向にあります。

双子座の太陽

風のエレメントで柔軟サインの双子座の人は、
幅広い領域に自分の才能を押し広げていこうとすることで、
人生の可能性が拓けていく傾向にあります。

牡羊座が1点集中的な傾向にあるとしたら、
双子座は複数の領域にまたぐような傾向にあります。

集団への帰属よりも、個人の自由な発展を求めていくとよいでしょう。

蟹座の太陽

水のエレメントで活動サインの蟹座に太陽がある人は、
個人的な主張よりかは、より広く普及している価値観や原理を、
さらに普及させていくといった方向でアクションを起こすことで、

可能性が切り開かれていくでしょう。

獅子座の太陽

火のエレメントで固定サインの獅子座に太陽がある人は、

創造的だと思うこと、かつ楽しくてワクワクするような領域に取り組むことで、
人生が切り開かれていくでしょう。

具体的にどのような領域でクリエイティブな活動をしていくかは、
他の天体との関係でみていきます。

また、獅子座の太陽の人は、自分が中心でいないと落ち着けないので、
どんな範囲でも良いので自分が中心になれる場所を作りましょう。

乙女座の太陽

土のエレメントで柔軟サインの乙女座の太陽の人は、
個人の防衛や自己管理への欲求があります。

しかし、自分の可能性を最大化するには、太陽の力を借りる必要がありますので、
多くの節制や反省、また外部の要求に応える実用的な能力を育てていくと良いでしょう。

天秤座の太陽

風のエレメントで活動サインの天秤座の太陽の人は、
多くの人との交流の中で可能性はどんどん切り開かれていきます。

色々な人との関わりの中で、自分の中で最大公約数的な理想の姿が確立されていきます。

蠍座の太陽

水のエレメントで固定サインの蠍座の太陽の人は、

これといったものを人生で見つけることで可能性は開かれていくでしょう。

そうした全身全霊を注ぎこめる対象をもつことで、
個としての力も安定し力強いものとなります。

射手座の太陽

火のエレメントで柔軟サインの射手座の太陽の人は、

無限とも思えるような広がりの中で精神を解放することで人生が拓けていくでしょう。

射手座の太陽の人は常に自分を向上させていかないと力を失ってしまう傾向にあるので、
日々の自己研磨を欠かさないようにしましょう。

山羊座の太陽

土のエレメントで活動サインの山羊座の太陽の人は、

特定の社会や組織の中で、自分の目標や責務を全うしていくことで、
人生の可能性が切り開かれていくでしょう。

水瓶座の太陽

風のエレメントで固定サインの水瓶座の太陽の人は、

既存の価値観や伝統などにはとらわれずに、もっと広い視野で物事を眺めて行動に移していくことで人生の可能性は切り開かれていくでしょう。

魚座の太陽

水のエレメントで柔軟サインの魚座の太陽の人は、

社会的な価値や偏見からは自由になって、ありとあらゆるものは根本では繋がっているということを感じていくことで、人生は切り開かれていくでしょう。

12サイン(星座)と太陽の関係表

最後に、12サインと太陽の関係について、
いったいどのような領域でポテンシャルを発揮する傾向があるのかということに関して

以下の表にまとめておきました。

サイン(星座)才能を発揮する領域を一言で言うと
牡羊座新しいことに取り組むときの瞬発力
牡牛座閃きを物質的に落とし込んでいく
双子座複数の領域で専門的になる
蟹座考えやアイデアを広げていく
獅子座創造的で楽しいと思える領域
乙女座人の役に立つこと
天秤座人との協調、チームプレイ
蠍座専門領域の追究
射手座様々な経験を通じて向上する
山羊座社会や組織の中で責任を全うする
水瓶座革新的なことに取り組む
魚座あらゆることを統一させていく
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12サイン(星座)の意味するところが曖昧、、、という方は、一度こちらの記事を読み返してから戻ってくるとより理解が深まります。

占星術における太陽の扱い方の留意事項

最後に、占星術における太陽の扱い方に関して留意しておくべきことを述べておきます。

それは、雑誌などでの星占いにおいては、太陽が偏重されている傾向にありますが、
10天体・12サイン・12ハウス・アスペクトといったことから、
総合的に読み取っていくのが本来のあり方です。

そのため、雑誌などで行われる星占いというのは、
太陽サイン占いと言い換えてもよく、

やはり偏った内容にどうしてもなってしまっています。

太陽サインだけで占いをするのは、それは端的には便宜上の都合です。

そのためしっかりと自分のホロスコープを読み解いていきたいと言う方は、
太陽だけではなく他の要素もしっかり見ていくようにしましょう。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

このページでは、西洋占星術における太陽の読み解き方について、

ご紹介をして参りました。

ホロスコープを読み解くのを得意になるためには、
なんどもなんども繰り返し知識を確認して、

自分なりの解釈のイメージを形成していくことがポイントです。

太陽以外の天体についても同様に詳細に解説をしておりますので、
是非そちらもご参考になってくださいね。

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また、こちらの記事では太陽以外にも10個の天体についての意味についてもまとめていますので、是非知識の確認のためにも訪れて見てくださいね。
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