【人生哲学】今すぐ人生が楽になり幸せになれる9つの方法

楽になる方法・幸せになる方法

この記事は、

人生における「幸せ」とは本来シンプルなもので、「幸せ」は誰でも今すぐに手に入れることが出来るモノであるはずだ、

という観点から書かれた記事です。

人生に対して辛さや生き難さを感じられている方にとって、

どこか心がホッと出来るような観点をお渡しできれば幸いです。

誰でも今すぐに人生を楽にして幸せになれる

幸せとは

まずはじめに「幸せ」とは一体何でしょうか。

お金持ちになることが幸せですか?
結婚して幸せな家庭を築くことが幸せですか?
社会的に名誉あることをして地位を得ることが幸せですか?

もしも、今あなたがお金が足りなくて、結婚をしたくてもできていなくて、社会的に成功したくても成功していないのなら、

それらの事こそが幸せのためには必要なことだと思うかもしれません。

しかし、どんなにお金持ちになっても、結婚をして家庭を築いても、社会的に成功していても、

当の本人が幸せになるかどうかは、それらとは別問題です。

そのことは、お金持ちだった人が借金まみれになる話、結婚をしても夫婦間で裁判になる話、社会的に成功しても病気で苦しむ話、

そういったことを見聞きすることからも分かるように、
「幸せ」とお金・結婚・地位、といった事は実は無関係です。

現に、いまこの記事を読んでいらっしゃる方は日本人かと思いますが、

もしあなたが現状に対して不満を感じていて、全く幸せじゃないと思っていたとしても、

世界を見回してみると、今のあなたの生活の環境を喉から手が出るほど欲している人が何万人もいるかもしれません。

一方で、あなたの目からみて明らかに不幸な人であっても、もしかしたら心の中はいたって平安で、

むしろその人から見たらあなたの方が明らかに不幸な人に映っているかもしれません。

「幸せ」は測ろうとする瞬間に幻想になる

ここまでの話を踏まえると、「幸せ」とは一見あるように見えて、実は相対的なモノに過ぎないように思えます。

人や状況によって「幸せ」とは異なっており、

片方の人にとっての「幸せ」が、片方の人にとっては不幸である事などいくらでもあります。

そうなってくると「幸せ」など幻想で、本来この世の中に無いものとなってしまいそうです。

しかし、本当にそうでしょうか。

「幸せ」は幻想に過ぎないのでしょうか。

いいえ、そうではありません。

「幸せ」は確かにあります。

結論は、「幸せ」というものを測ろうとするから、掴むに掴めないもの、感じるに感じれないものとなってしまっているのです。

であるならば、逆に測ろうとすることをやめれば、その瞬間に「幸せ」はあなたの元に自ずと訪れてくるのです。

今すぐ楽になる方法

今すぐ楽になって幸せになる方法

この記事ではこれから、今すぐに誰でも「幸せ」になれる方法をお伝えします。

合計9つの観点をお伝えしますが、

その内容としては、辞める事6つと、始める事3つとで構成されています。

「辞める事」というのは、幸せから遠ざけてしまっている悪い習慣を無くすといういう事です。

そして「始める事」というのは、幸せをもたらす正しい姿勢を持つことを始めるという事です。

それではまずはじめに今すぐに辞めることができることで、同時に人生が楽になる方法を6つお伝えします。

今すぐ辞めて楽になれる6つの方法

①自分を責めるのを辞める

まず「自分を責める」ということを今すぐ辞めましょう。

どうして自分を責めるのですか?

あなたを心の底から愛せるのは、あなたしかいません。

そんなあなたがどうして自分を責めるのですか?

過去に何か罪を感じる事をしたのかもしれません。
それとも現状の不甲斐なさに自分を責めたくなってしまっているのかもしれません。

それでもどうして自分で自分を責めるのですか?

反省はしましょう。償いはしましょう。改善はしましょう。

でも、自分を責めるのはもう辞めにしましょう。

自分を責めても、誰も喜びませんし、救われません。

自分を責めるのはもう辞めましょう。

自分を本当の意味で永遠に愛せるのはあなただけです。

②他人の悪口を辞める

次に、他人の悪口は金輪際しないようにしましょう。

口から出てしまったそのネガティブな言葉は、他者を傷つけるのではなく、自分自身を傷つけています。

あなたの悪口で相手が傷つくかどうかは相手次第ですが、
あなたの悪口であなたは100%傷つきます。

どうして悪口が口から出てしまいますか?

それは、あなた自身が自分の嫌いな所を相手に見出してしまっているからです。

あなたが見ているその嫌なものは、相手に原因があるのではなく、自分に原因があるのです。

もしあなたに悪口の内容の観点がそもそもなければ、相手に対して悪口を言いたくなるはずがありません。

悪口を言いたくなったら、逆に自分の内面を見つめて、
自分の悪い所、嫌いな所を改善するようにしましょう。

他人の悪いところを見ることを続ける限り、あなたは本当の幸せを感じれるようにはなれません。
いつまでたってもどこか後ろから狙われているような感覚に悩まされ続けてしまいます。

③優劣をつける比較を辞める

3つ目は、他人と自分を比較し、そして優劣をつけるのは辞めにしましょう。

優劣を付けるという行為は、自分の視点の狭さを物語っているだけです。

もっと大きな視野を持てるようになれば、優劣などつけようが無い事にすぐ気づきます。

また、優劣を付ける癖がついてしまっていると、優劣の「優」の方でなければ「幸せ」にはなれないと思い込むようになってしまいます。

他者と自分を比べる次元にいる限り、常に自分を天秤の秤の上に置いているようなもので、

上がったり下がったりを延々に繰り返すだけです。

今すぐ「優れている」「劣っている」などという幻想からは解放されて、
もっと広い視野でもって世界の、そして人生の本質に目を向けましょう。

ネガティブな予想を辞める

④ネガティブな予想を辞める

4つ目は、ネガティブな予想を今すぐ辞めることです。

今までのあなたの人生を振り返ればわかるように、予想したネガティブな出来事は実際には起こらないことの方がはるかに多いです。

もし、「いや、そんなことはない」と思われるならば、それは過去の思考をほとんど忘れてしまっているだけで、印象的なものだけを重点的に記憶してしまっているだけです。

さらに言うならば、ネガティブな予想こそが、ネガティブな現実を引き寄せているという事実に気づく必要があります。

もし、ネガティブな予想をしていなければ、人生にネガティブな要素は消え去っていくでしょう。

もしも同じ現実が訪れたとしても、あなたは一見ネガティブな現実にポジティブな事実を見いだすことができるようになります。

そのポジティブな事実の方こそが、真実であってネガティブなことは幻想にすぎません。

それはあなたの心の不安が、そのように現実を見せているだけです。

⑤過去への執着を捨てる

5つ目は過去への執着を今すぐに捨てることです。

過去はもう過ぎ去ったことです。

今のあなたの人生の中心は今この瞬間以外には絶対にありえません。

過去への執着を持ち続けることは、自分の魂のエネルギーを過去に縛り付けたままにする事に他なりません。

また、過去というのは実は相対的なものです。それは過去をどのように捉えるかで、その過去の出来事が持つ本質的な意味が変わってくることからも明らかです。

今すぐ過去に思いを巡らすのはやめて、

今この瞬間に精神エネルギーの焦点を集中させましょう。

もしも、過去の出来事にそれでも惑わされるのであれば、

過去の出来事に対する認識を改め、「今につながるとても大切で重要な出来事であったのだ」とポジティブに捉え直して、

その過去に感謝しましょう。

感謝の気持ちを持てるようになれば、自然と執着は消え去っていくことでしょう。

⑥形骸化された義務感から解放される

6つ目は、形骸化された義務感からは解放されましょう。

あなたの中に、「〜しなくてはいけない。」ということはありませんか?

人生において、「絶対にしなくてはいけない」ということは本来ありません。

人生の本質は自由であり、あなたには人生を自由に創造していく自由意志があります。

もしも「本当はしたくないのだけれども」という前置きがある義務感があるのなら、

その義務をもう一度よく考え直しましょう。

それは本当にしたくないことなのですか?
部分的にネガティブな要素を見出して全体をマイナスな縛りへと変貌させてしまってはいませんか?

もしくは、よくよく考えれば本当はしなくてもいいことなのではないのですか?

もしも、あなたが形骸化しているだけの義務感、惰性の中で縛られているだけの義務感があるのなら、

今すぐに、自分を自分で解放しましょう。

さて、ここまでの6つの方法を実践するようになると、
あなたの中で何かが変わり出すはずです。

なぜならば、自分の魂にこびりついたサビを洗い落としているからです。

本来の幸せから自ら遠ざけている悪い習慣から自分を解放すればするほど、

魂はどんどんその本来の輝きを増していき、人生の喜びを噛みしめるようになっていきます。

それでは次に、そうしたクリーンな状態になった上で、
実際に今すぐに本当の幸せを心から感じられるようになる3つの方法を紹介します。

今すぐ始めて幸せになれる3つの方法

①流れに身をまかせる

すでにあなたは完璧で完全な状態です。

今この瞬間以上に好ましい状態はありません。

あなたの人生で起こることは全て、大きな視野で見た時に完全な調和の中にあり、

全てあなたの人生の本当の目的を叶えていくために必要不可欠なことです。

流れに身を任せましょう。

人生でこれから起こること全てに対して、自分の人生を彩り豊かにしてくれるために必要不可欠であったことを知り、感謝の念を送りましょう。

流れに身をまかせるとは、放棄することではありません。
流れに身をまかせるとは、諦めることではありません。
流れに身をまかせるとは、なすがままになることでもありません。

流れに身をまかせるとは、

今この瞬間に全意識を集中させ、人生を骨の髄まで味わい尽くすことです。

それが出来るあなたの目には、今この瞬間の流れしか視界にはありません。

これまであったこと、そしてこれから起こることも、
すべて完璧で完全で、ずっと素晴らしいものであることが分かります。

②今この瞬間が全てであると思う

あなたにとっての現実は今この瞬間以外にはありません。

実際、過去にあった出来事すべて、目で見て、耳で聞いて、手で触って、舌で味わったことすべての一体何パーセントを覚えているのでしょうか。

0.1%すらも覚えられていないはずです。

そして、そのことは今後もずっとそうなのです。

今あなたの人生に起こっている出来事の100%を認知し体験できるのは今この瞬間だけです。

であるならば、やはりあなたにとっての全ては今この瞬間以外にはありません。

過去の後悔も、未来への不安も、人生全体を占める割合は限りなく0に等しいのです。

今この瞬間が自分にとっての全てであるならば、今この瞬間を骨の髄まで味わう以外に出来ることはあるのでしょうか。

幸せになる方法

③呼吸できている事に感謝する

最後に、あなたの現実を創造しているのは、あなたの内面です。

あなたの人生に起こる「現実的」な出来事はすべて、あなたの内面で起こったことの地球上の三次元空間への投影にすぎません。

であるならば、あなたの内面で起こることを「幸せ」で満たせば、
必然的に人生に起こることも幸せで満ちていきます。

それでは一体どうすれば内面を「幸せ」で満たすことができるでしょうか。

自分にとっての全てが今この瞬間であるならば、今この瞬間にある絶対的な幸せとは一体なにでしょうか。

それは「呼吸できている事」です。

呼吸なしには、今この一瞬一瞬を繋いでいくことはできません。

呼吸できていることに感謝しましょう。

一息一息に感謝の念を送りましょう。

そうすれば自然と「幸せ」とは一体なにかが見えてきます。

ここまでくれば、もうこの瞬間からあなたは「幸せ」をずっと感じ続けることができるでしょう。

その「幸せ」は相対的なものではありません。

他者と比べることもできません。

あなたにしか感じられず、かつ相対化のしようがないほどに確かな幸せの実感です。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

「幸せとは何か」という壮大なテーマに対して私なりの人生観をぶつけました。

読み手によっては、違和感を感じることがあるかもしれません。

私自身も人生経験がまだまだ未熟者でありますので、私が実感をもってイメージできる範囲も当然限られてきます。

もっと広い視野でみれば、また違った見方もできるでしょう。

あなたにとって「幸せ」とは何でしょうか。

なにか気づきとなって、心がホッと楽になれるような観点をお伝えできていれば幸いです。