「自分の将来を全く想像することができない。」
「集中力が続かない。。。」
「頭でっかちなところがある。」
こういった方は、第六チャクラに問題がある可能性があります。
第六チャクラは、第三の目が象徴するような第6感が宿る場所とも言われており、
人間がもつ見る力・考える力・描く力を司るチャクラです。
このページでは、そんな第六チャクラについて、基礎的な知識から、
バランスが崩れる原因や活性化方法までを、
幅広くご紹介していきます。
この記事の内容
第六チャクラとは(ブラウチャクラ)
第六チャクラはサンスクリット語で「アージュニャー(Ajina)」と呼ばれ、
これは「知覚する」「指揮する」を意味しています。
第六チャクラは、「第三の目」を司っているとも言われ、
人生を正確に見ることを可能にし、分析し、論じ、知覚し、理解し、見分け、想像し、心に思い浮かべる能力をもたらします。
この第六チャクラによって、私たちはゆがみなく世の中や自分自身を見る能力をもつことができるようになり、
魂の重要な食べ物である美や芸術といったものに私たちの目を開かせてくれます。
第六チャクラの場所と肉体との関係
第六チャクラは眉間の上にあり、第三の目が開眼する場所に位置しています。
身体的には頭・目・脳・神経系、松果体、下垂体と関係しています。
この第六チャクラに問題があると、肉体的には頭痛・弱視・神経障害・緑内障といった障害が生じ、
情緒的には、悪夢や学習・集中の困難、また幻覚に悩まされるといったことにもなります。
第六チャクラの関連事項まとめ
また、第六チャクラに関連する事項として、
色、アロマ、パワーストーン、ソルフェジオ周波数、食べ物などといった項目をまとめておきます。
ここにあげる関連事項のポジティブな面を思い浮かべて感じる感覚は、
正常な第六チャクラから発する振動と近しいものとなります。
あとで説明する第六チャクラのヒーリングのための祭壇作りの際には、
ここで挙げた関連事項を参考にすると良いでしょう。
色 | 藍色 |
---|---|
主題 | 直感、知恵 |
内分泌腺 | 松果腺 |
体の部位 | 目・頭蓋底・頭 |
元素 | 光 |
星 | 木星・海王星 |
星座 | 射手座、魚座 |
感覚 | 第六感 |
アロマ | ヒヤシンス、スミレ、ローズゼラニウム |
パワーストーン | アメジスト、フローライト、アジュライト |
動物 | フクロウ |
元型 | 霊能者 |
食べ物 | エンセオジェン |
発達年齢 | とくになし |
ソルフェジオ周波数 | 852Hz |
種子字 | Om |
セフィロトの樹 | ビナー、コクマー |
金属 | 銀 |
ヨーガ流派 | ヤントラ |
グナ | サットヴァ |
ヒンドゥ教の神 | シャクティ・ハキニ、パラマシヴァ(シヴァ神の別の姿)、クリシュナ |
その他の神 | テミス、ヘカテー、タラ、イシス、イーリス、モルフェウス、ベレノス、アポロ |
第六チャクラの意味
それでは次に、第六チャクラは一体どういった意味・役割を司っているのでしょうか。
七つのチャクラの体系の中で、第三の目とも呼ばれる第六チャクラが一体どのような役割を担っているのかという点について次にご紹介します。
物事を正しく「見る」力をもたらす
第六チャクラは、人間の持つ目によって直接見える範囲を超えて、
物事を見る力をもたらします。
この物質的なものを超えて見るという事は、意識せずとも自然と私たちは行なっている事で、
それは洞察力や観察力といった言葉で表現されます。
バランスのとれた第六チャクラは、私たちの心を開かれた偏見のないものにし、
世の中に関する歪んだ認識から解き放ち、ものごとの本質を正しく見ることを可能にします。
物事には目で実際に見えること以上のことが常にあるわけですが、
そうした視覚によって捉えられる事象を超えた隠されたものを見抜くことを第六のチャクラは可能にします。
意識するしないにせよ、私たちは少なからずこの第六チャクラの力を借りているわけですが、
第六チャクラの力を活性化することができている人は、
箱の中にあるものを見る透視能力であったり、時空を超えて過去であったり未来を見る能力をもつことができるようになります。
心の中で物事を「描く」力をもたらす
また、第六チャクラは人が心の中でビジュアル化して想像することを可能にします。
人が心の中で情景を思い浮かべる時は、この第六チャクラによってもたらされる内なる目によってもたらされます。
それは心の中に設置された映画館のようなもので、
心の映画館のスクリーン上に、光を元素とする第六チャクラのエネルギーが伝わり、
映像となって浮かび上がってくるのです。
また、こうして心の中でありありと感じられ視覚化されたものが、
実際に物質化していくことから、
想像することは、そのまま創造することであり、
思考の現実化におけるビジュアライゼーションはここ第六チャクラによってもたらされます。
論理と直感との橋渡し
また、第六チャクラが関わる「第三の目」は、直感的な視覚であるため、
右脳的であると捉えられがちですが、
正確には、左脳的な論理的・分析的思考と、右脳的な直感的・感覚的思考との橋渡しとしての役割を果たしています。
右脳が、夢を見る力、理想を描く力であるならば、
左脳は、右脳で描かれた夢を現実のものへと構築していく力があります。
そうした、右脳的観点と左脳的観点との橋渡しとして、
全体のバランスをとり、人間に英知をもたらすのが、この第六チャクラです。
第六チャクラが閉じているとどうなるのか
さて、ここまで紹介してきた第六チャクラですが、
この第六チャクラが閉じてしまっているとどのような問題が生じてしまうのでしょうか。
自分の将来を思い浮かべることができない
第六チャクラに問題が生じていると、偏った自己イメージをもつようになってしまい、
自分本来の輝きを見失い、将来を思い浮かべることができません。
結果として、現状に対して不安を感じ、将来への恐れをもつようになります。
優れた第六チャクラをもっていると、自己イメージを自由自在に想像し、
ありありと将来の自分の姿を思い浮かべ、またそれを実現していくことができます。
しかし、この第六チャクラに問題が生じてしまっていると、
視界は曇り、狭くなり、全く見通しがきかなくなってしまいます。
バランスの取れた物の見方ができなくなってしまう
また、第六チャクラに問題が生じていると、物事の本質を正しく見ることができなくなってしまいます。
結果として、非常に理論的・独断的であったり、権威主義的で傲慢な態度となって表に現れます。
また、自分の考えや態度に一貫性が伴わず、規律を失い、思考が混乱してしてしまいます。
そのため、対人関係においても調和の欠いたコミュニケーションになってしまいますし、
自己の目標実現のプロセスにおいてもまるで道に迷ったような感覚で、右往左往してしまいます。
悪夢を見たり、頭痛に悩まされる
また第六チャクラに問題がある場合には、悪夢にうなされたり、
頭痛・偏頭痛に悩まされることにもなります。
そのほかにも、眼精疲労や視力の低下、また集中力にも問題が生じます。
物事に対して偏った考えを持つようになり、人間関係では思い違いが絶えず、
被害妄想がひどかったり、うつ状態へと陥る場合もあります。
第六チャクラの状態の自己診断
次に、自分の第六チャクラに問題が生じていないかを知ることのできる質問リストを用意しました。
ここにあげる質問に対して3個以上「いいえ」に該当するものがある場合には、第六チャクラに問題があります。
5個以上「いいえ」に該当するものがある場合、第六チャクラには深刻な問題が発生しているので、
後に述べる第六チャクラが閉じてしまう原因を知り対処すると同時に、
第六チャクラを正常な状態に戻す方法を試してみましょう。
- 私は細部にまで注意を払うことができています。
- 私は他人が見逃してしまうようなことにも気づくことができます。
- 私は鮮明な夢をみることがあります。
- 私は心の目で何かを思い浮かべることができます。
- 私はすぐれた記憶力を持っています。
- 私は長時間に渡って集中することができます。
- 私は芸術を楽しむそれが人生に大切なものであると考えています。
- 私は外見で人を判断するようなことはしないようにしています。
- 私は人や状況を見抜くことができます。
- 私は自分とは異なり意見でも受け入れることができます。
- 私はポジティブな自己イメージを持っています。
- 私は空想するのが好きで、簡単に想像することができます。
- 私は人生の隠れた側面を探求しています。
第六チャクラが閉じる原因とは
それではどうして第六チャクラに問題が生じてしまうのでしょうか。
その原因について次に見ていきます。
目に見えるものだけを重視してしまう
科学的な見解が覇権を握り、スピリチュアルな見解が、「まやかし」「詐欺的」「思い込み」といった言葉で虐げられている現代社会においては、
誰もがこの第六チャクラに問題を抱えている状態といっても過言ではないでしょう。
第六チャクラがもたらすものは、目に見えるもの以上の、物事がもつ本質への理解であるにも関わらず、
実際に五感で感じることができ、そしてデータによって実証できる物事しか真実としない思考では、
自ら第六チャクラからもたらされるメッセージを無視し、そして過小評価することになっています。
もちろん、五感で感じることは大切ですが、五感で感じた上で、
それを心ではどのように感じるか、という観点も大切にしないと、
物質的側面の裏側にある広大な物事の本質の領域へはたどり着くことができません。
論理を偏重し、感覚を無視している
また、何事に対しても論理的思考を重要視し、
自分の直感的な感性や、気持ち・気分といった感覚的な部分を無視してしまいがちであることも、第六チャクラが閉じる主な原因となります。
第六チャクラは、論理的・分析的思考を司る左脳的観点と、
直感的・感覚的思考を司る右脳的観点との橋渡しとしての役割がありますが、
この橋の部分が壊され、左脳的観点のみで物事を1から10まで判断することになれてしまうと、
結果として第六チャクラの能力はどんどん弱まっていきます。
使わない能力はどんどん退化していってしまいますが、
このことはチャクラにおいても当てはまります。
第六チャクラの活性化方法
もしも、第六チャクラに問題が生じてしまっている場合はどうすればよいのでしょうか。
次に、第六チャクラを正常な状態へと活性化し開いていく方法をお伝えします。
もっと空想を楽しむ習慣を作る
第六チャクラを活性化する方法として効果的なエクササイズが、
空想を楽しむということです。
空想とは、心のスクリーン上で物事を上映することですが、
このことを通じて自然と第六チャクラを開いて使うことになります。
そして、ここで楽しんだ空想は、その本質的な部分で物質化していくという認識をもつことも大切です。
そのため、自分の人生をもっと主体的に創造していく試みの一環として、
自分の理想の未来をありありと想像し、
そうして想像されたことは、実際に現実的に創造されていくということを楽しみましょう。
物事の隠されている部分を見る努力をする
また、第三の目とも呼ばれるこの第六チャクラの力は、
物事の裏に隠された、目には見えないものをも見る力を与えてくれます。
そのため、何を見るときでも、これからはその背後にある本質的な部分を見るということを努力してみましょう。
物事の隠されている領域を見るためには、五感をフルに使った上で、
自分がどのような感じるかという視点をもつことで、
自然と物事の本質的な部分を見ることができるようになってきます。
パワーストーン
ありとあらゆる感情や意識や思考は物質化します。
その最も際立ったものがパワーストーン(天然石)でしょう。
そのため、第六チャクラが正常に機能している時と近い意識をもつパワーストーンを身につけたり眺めたりすることで、
それに同調する形で第六チャクラを正常な状態へと導くことができます。
【第六チャクラのパワーストーン】
- アメジスト
- パープルアパタイト
- アジュライト
- カルサイト
- サファイア
- フローライト
- ラピスラズリ
アロマ
アロマやお香の香りを嗅いだり、その香りで部屋を充満させることで、
自然と正常なチャクラの振動に自分を誘導していくことが可能です。
バランスのとれた第六チャクラと相性の良いアロマとしては以下のようなものがあります。
【第六チャクラのアロマ】
- ヒアシンス
- スミレ
- ローズゼラニウム
ヨガ
またヨガや瞑想、エクササイズを行うことも、第六チャクラの機能を正常化させるためには効果的です。
第六チャクラを整えるのに効果的なヨガのポーズとしては以下のようなポーズがあります。
【第六チャクラのヨガのポーズやエクササイズ】
- アドー・ムカ・アヴァナ・アーサナ
- パドマ・アーサナ
- ハル・アーサナ
祭壇を作る
また、最初に挙げた第六チャクラの関連事項を参考に、
正常に動く第六チャクラを感じられるような物で飾った場所を家や部屋のどこかに作るということも効果的です。
その祭壇を見るたびに、愛されている自分を感じることができ、
そして自分も他者を無条件に愛してあげようと思えるようなもので作りましょう。
ソルフェジオ周波数852HZ
そして、第六チャクラを感じる方法としては、ソルフェジオ周波数の852HZを聞くという方法もあります。
852HZの周波数の動画を添付しましたのでご参考ください。
7つのチャクラについて
また、当サイトではチャクラ体系の7つのチャクラについて、
それぞれ解説記事を用意しておりますので、
是非他のチャクラの説明についてもご覧になっていってください♪
まとめ
以上いかがでしたでしょうか。
このページでは、第六チャクラについて概要的なところから、
理解の土台となる基礎的な知識、
そして第六チャクラのバランスが崩れてしまう原因からその開き方、癒し方まで幅広くご紹介をしてきました。
当サイトでは、第六チャクラ以外にも、7つのチャクラそれぞれについてご紹介をしておりますので、ご興味のある方は是非ご覧くださいね♪
またチャクラについてもっと学びたいという方は、チャクラが学べるおすすめの書籍についても合わせてご紹介をしておりますので、是非そちらも御参考ください。