【ホロスコープ】占星術での双子座の意味まとめ

ホロスコープ双子座

このページでは、占星術における双子座の役割や意味についてまとめています。

その基本的な知識の解説から、ホロスコープでの意味の解釈のポイント、

そして各天体と双子座の関係などについてまとめています。

ホロスコープで必要な双子座の知識

双子座の記号

双子座の基本情報

項目内容
時間数字3
正負外向(+)
三区分柔軟
四元素
支配星水星
身体対応肺・手・腕・神経系

双子座は12星座のうちの3番目です。この3という数字は1の調停的な再生の数字であり、すなわち牡羊座のアクティブな行動性・実験性を、牡牛座の肉体感覚を踏まえた上で再生させます。

正負の二区分では外向であるため、外に向かって働きかける性質がありますが、三区分では柔軟であり何かを生み出そうとする性質はありません。

また、四元素は風であり、知性やコミュニケーションなど理念的な方向性での意識の拡散傾向にあります。

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ホロスコープでの12星座の意味を掴む際に重要になる正負・クオリティ・エレメンツについてはこちらにて詳しく解説をしています。

双子座の役割

12星座の4分割

12星座のテーマは上の図のように大きく4つに分割することが可能であり、双子座はその中で「個人の育成」の最終段階に位置しています。

このことからも、双子座は、前2つの牡羊座→牡牛座で発生した精神性と物質性の対立を統合化して、

物質的な状態に縛られている生身の人間という姿を前提に、
自らの精神性を表出させていこうとする役割があると言えます。

また、双子座は春分点から60°の位置から開始しますが、これは360°を6分割したものであり、6という数字は三角が2つ合わさったものであり、そこには反応や応用という意味が込められています。

そのため、双子座を天体が通るときには、その天体の担う意識の領域において、対立原理が統合化された結果として生まれる応用性が現れてくると言えるでしょう。

双子座のイメージ

双子座の役割

双子座が担うテーマというのは、

肉体という名の物質に固定された自己という存在を前提に、
そこから自分らしさというものを外へと発揮していくことを通じて改めて感じる自己イメージであると言えるでしょう。

上の図でいうと、精神の部分は牡羊座を通じて獲得され、
その精神性を牡牛座を通じて肉体感覚の中へと閉じ込めました。

そして、双子座では、その状態を維持したまま自らの精神性を表へと打ち出していくのです。

そうした過程を通じて「自分」という個人が行き届く範囲を確認するのが双子座を通じて学ぶべきテーマであると言えるでしょう。

そのため、自分という存在の影響範囲を確認するために、双子座の性質が発達している場合には、あれもこれもと興味の対象が沢山あり、興味の変化の移り変わりも不規則です。

双子座のキーワード

以上を踏まえた上で、

ホロスコープを読み解いて行く際に当てはめることができる双子座のキーワードとして、

ポジティブな意味とネガティブな意味とに分けて解説をします。

ポジティブな意味

【双子座のポジティブなキーワード】

  • 知性の発達
    • 頭の回転が速い
    • 機転が利く
  • 多芸多才
    • 容量が良い
    • 好奇心旺盛
  • コミュニケーション能力
    • 言葉遣いがうまい
    • 詩的な表現が得意

このようなポジティブな意味は、双子座の性質が自分の精神性を表に表出させていくという衝動の中で、自然と知的な能力が発達していくという事や、

色々な範囲に自分の可能性を探すという傾向から、結果的に色々な事への知識が豊富で多芸多才になるということから導かれます。

ネガティブな意味

【双子座のネガティブなキーワード】

  • 飽き性
    • 定着しない
    • 興味の移り変わりが早い
  • 根拠がない
    • イメージで話す
    • 根も葉もない話
  • 相手の話を聞かない
    • 他者への配慮に欠ける
    • おしゃべりすぎる

双子座はまだ自分探しの段階であるため、特定の事柄に興味が定まっておらず結果として飽き性な性質がでるということがあります。

また、双子座の表現は、あくまでも模索段階での自分の感覚や気持ちの表現であるため、そこに実証可能な論拠などを伴わない場合がよくあります。

また、双子座が担う知性の発達の過程においては、他者との関係性という視点が抜けているため、結果として自分のことを表現したり伝えるのは得意だけれども、相手の話には耳を傾けないという性質が出てきます。

双子座と天体の関係

ホロスコープにおいては、天体が人間の意識の種類を示しているとするならば、星座(サイン)はその意識が現れる舞台であると捉えることができます。

そのため、天体のテーマを主語と述語で示すとするならば、
星座は副詞であると捉えることが可能で、「どのように」の部分を担っていると捉えることができるでしょう。

双子座のテーマを一言で言い表すならば、「知的な応用」であり、
天体x双子座が意味することは、「天体の担う意識を知的な形で応用していく」と捉えることができるでしょう。

その上で、双子座と天体の関係について簡単に一覧にまとめました。

天体(テーマ)双子座x天体の意味
月(情緒)好奇心が旺盛で色々なことに興味が沸く
水星(知性)知識欲は旺盛で頭の回転早く対話能力に優れる
金星(感覚)変化や刺激を求める
太陽(活力)知識・知恵・コミュニケーションが活力源
火星(積極)知的な領域への積極性
木星(発展)人脈や見聞の拡大
土星(制限)知性やコミュニケーションへのコンプレックス
天王星(新しい見方)新しい価値観を取り入れやすい
海王星(普遍的な感じ方)知的コミュニケーションへのこだわり
冥王星(死と再生)理論の再構築・再発見

また、各天体についての解説および双子座との関係性については、
下記の記事それぞれでも触れておりますので是非そちらもご参考ください。

□【ホロスコープ】占星術での月の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での水星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での金星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での太陽の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での火星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での木星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での土星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での天王星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での海王星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での冥王星の意味まとめ

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

この記事では、ホロスコープを読み解いていく際の双子座のサインの解釈について、

その必要な知識からポイントまでを解説してきました。

また当サイトではホロスコープの読み方から、占星術の知識について様々な観点からまとめておりますので、

是非そのほかの記事もご覧になっていってくださいね。