【ホロスコープ】占星術での天秤座の意味まとめ

ホロスコープ天秤座

このページでは、占星術における牡羊座の役割や意味についてまとめています。

その基本的な知識の解説から、ホロスコープでの意味の解釈のポイント、

そして各天体と天秤座の関係などについてまとめています。

ホロスコープで必要な天秤座の知識

天秤座の記号

天秤座の基本情報

項目内容
時間数字7
正負外向(+)
三区分活動
四元素
支配星金星
身体対応腎臓・副腎・背中の下部から臀部

天秤座は12星座の7番目に位置する星座ですが、この7という数字は、伝達や表現という意味があります。

また、正負の二区分では外向のプラス、そして三区分では活動で四元素では風であることから、

天秤座では、外に向かって積極的に自分から働きかけて行く性質があり、そのあり方としては知識・コミュニケーション・理念的であることが示されています。

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ホロスコープでの12星座の意味を掴む際に重要になる正負・クオリティ・エレメンツについてはこちらにて詳しく解説をしています。

天秤座の役割

12星座の4分割

12星座のそれぞれのテーマを大きく四分割した時、天秤座は「社会的人格の育成」の段階の一番最初に位置しており、

それまでの個人意識の成長を土台に、人との関わりの中で公平な対人関係や客観的な視野の育成を行うのがその主なテーマです。

星座の役割の二面性

そして、上図のように、12星座の課題は、個人の育成と社会性の育成というように大きく2つに分けることができます。

そして、天秤座ではまさにその後半の開始地点にあり、それまでの魂の成長方向からの急な方向転換が要請されます。

天秤座の180度の向かい側は牡羊座ですが、牡羊座で発達した個の意識を、今度は反転して対人関係の中で再評価する働きであると捉えることもできるでしょう。

天秤座では特に特定の目的意識は無く、漠然と自分の存在を他者との比較の中で捉えていくプロセスに過ぎず、四元素の風の性質も合間って色々な方向へと対人関係を広げていこうとするでしょう。

その結果として、個性の違う色々な人たちとの関係性を持ち、
その中でも共通して持たれている価値であったり公平さというものを重視するようになります。

そのほかオススメ記事:
【ホロスコープ】牡羊座の意味まとめ

天秤座のイメージ

天秤座の意味のイメージ

そんな天秤座の役割をイメージで捉えるとするならば、

上図のように、同じ考えや見た目をした「故郷」から外の世界へと旅に出た若者が、

自分とは考え方も見た目も異なる他者と出会い交流することによって、

初めて自分という存在の姿を客観的に見れるようになるというストーリで捉えることができるでしょう。

そして、そうしたバックグラウンドの異なる他者との積極的・知的な交流を通じて、場所や時間を超えて共通する普遍的な価値観やバランス感覚というものを、天秤座の意識では獲得していくことになります。

天秤座のキーワード

以上を踏まえた上で、

ホロスコープを読み解いて行く際に当てはめることができる天秤座のキーワードとして、

ポジティブな意味とネガティブな意味とに分けて解説をします。

ポジティブな意味

【天秤座のポジティブなキーワード】

  • 社交性
    • 付き合いの良さ
    • 人当たりが良い
  • バランス感覚
    • 客観視
    • 正義感
  • センスの良さ
    • 美的感覚が優れている
    • 洗練

天秤座では、自分という存在を他者との交流の中で見出していきます。

その結果として、天秤座がもたらす態度は、対人関係の良さとなって現れきます。

また、広く一般的に共有されている考えや視点を取り入れているため、バランス感覚があり、物事を客観的に見ることができるほか、

社会一般で言う所の美の感覚が優れているため、おしゃれであったり洗練された身のこなし方をします。

ネガティブな意味

【天秤座のネガティブなキーワード】

  • 八方美人
    • 体裁を取り繕う
    • 事なかれ主義
  • 優柔不断
    • 騙されやすい
    • 隙が多い
  • 比べすぎる
    • 人の目を気にする
    • 見栄を張る

一方で、まだ社会の中で自分の存在を客観的に見出せていない間は、

対人関係の中で右往左往することとなり、そのことが当たり障り無い対人関係であったり、八方美人という現れ方もします。

また、対人関係での学びがまだ未熟であるため、優柔不断な態度であったり、騙されやすさという傾向もあります。

天秤座と天体の関係

ホロスコープにおいては、天体が人間の意識の種類を示しているとするならば、星座(サイン)はその意識が現れる舞台であると捉えることができます。

そのため、天体のテーマを主語と述語で示すとするならば、
星座は副詞であると捉えることが可能で、「どのように」の部分を担っていると捉えることができるでしょう。

天秤座のテーマを一言で言い表すならば、「自他の計量」であり、
天体x天秤座が意味することは、「天体の担うテーマにおいて自他とを比較する」と捉えることができるでしょう。

その上で、天秤座と天体の関係について簡単に一覧にまとめました。

天体(テーマ)天秤座x天体の意味
月(情緒)他人を意識する
水星(知性)公平な判断や対等なコミュニケーション
金星(感覚)関係性への鋭い感性
太陽(活力)バランス感覚に優れ調整能力が活力に変わる
火星(積極)駆け引きを伴う積極性
木星(発展)社会性のある身なり・態度が発展をもたらす
土星(制限)他者に見られる自分へのコンプレックス
天王星(新しい見方)新新しい美的感覚を社会に持ち込む
海王星(陶酔)美しく洗練された文化への憧れ・陶酔
冥王星(喪失)愛するもの、美しいと感じるものの喪失

また、各天体についての解説および天秤座との関係性については、
下記の記事それぞれでも触れておりますので是非そちらもご参考ください。

【10天体それぞれの解説記事一覧】

□【ホロスコープ】占星術での月の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での水星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での金星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での太陽の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での火星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での木星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での土星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での天王星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での海王星の意味まとめ
□【ホロスコープ】占星術での冥王星の意味まとめ

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

この記事では、ホロスコープを読み解いていく際の天秤座のサインの解釈について、

その必要な知識からポイントまでを解説してきました。

また当サイトではホロスコープの読み方から、占星術の知識について様々な観点からまとめておりますので、

是非そのほかの記事もご覧になっていってくださいね。